大怪獣バトル!ウルトラブログ

データカードダス「大怪獣ラッシュ」の事や、ウルトラマンシリーズのファンの方々が楽しんでいただけるようなブログを目指したいと思っています。ソフビ人形情報もちらほら?
←ニコニコ動画の自コミュ。怪獣や特撮系の話題が中心の生放送も不定期に行っています。 twitter→  http://twitter.com/soundwave0628

私が愛する悪役名簿 その10「ビークラッシャー 闇の四鎧将」&フィギュア

不定期更新の企画です。
私が好きな作品の中でも、特にお気に入りの悪役をご紹介していくこのコーナー。
前回の記事ではタイムボカンのマージョ一味を取り上げましたが、
第10回はTV特撮ヒーロー番組「ビーファイターカブト」より、
ビークラッシャー 闇の四鎧将をご紹介します。

ビーファイターカブトは東映の「メタルヒーローシリーズ」の第15作品目で、
前作の「重甲ビーファイター」の完全なる続編として制作されています。
世界観や登場人物等も共有しており、前作の主人公達が登場する場面も見られました。
物語は前作の5年後という設定で、新たな侵略者「メルザード一族」が古代の眠りより目覚めた事により、
光の昆虫戦士と闇の軍団の新たなる戦いが繰り広げられます。
主な登場人物は「ビーファイターカブト」に変身する主人公の「鳥羽甲平」、
「ビーファイタークワガー」に変身する「橘健吾」、「ビーファイターテントウ」に変身する「鮎川蘭」で、
物語中盤からはゲストとして度々登場する事になる4人の昆虫戦士、
「ビーファイターヤンマ」の「マック・ウィンディ」、「ビーファイターゲンジ」の「フリオ・リベラ」、
「ビーファイターミン」の「李文」、「ビーファイターアゲハ」の「ソフィー・ヴィルヌーブ」が参戦。
7人の昆虫戦士がメルザード一族に挑むという内容になって行きます。

昆虫戦士が大活躍する特撮ヒーローものという事で、
私はビーファイターに引き続きビーファイターカブトもリアルタイムで楽しんで見ていた記憶があります。
「ネオビートマシン」と呼ばれる巨大昆虫メカも度々活躍シーンを見せ、
終盤では「カブテリオス」や「クワガタイタン」と言った巨大昆虫ロボットまで登場。
戦隊シリーズとの差別化の為か巨大戦はそれほど多くはありませんでしたが、
子供心をガッチリと掴まれたのは言うまでもありませんw
(怪獣ソフビ人形とは違ってロボやメカは高価なものが多く、中々玩具は買って貰えませんでしたが・・・)

ビークラッシャー 闇の四鎧将
ビーファイターカブト ビークラッシャー 闇の四鎧将
「我等、メルザード・・・闇の四鎧将!」
「「「「ビークラッシャー!!」」」」

そんなビーファイターカブトも、物語の後半から4人の光の戦士が参戦しますが、
それと同時にメルザード一族側にも闇の戦士が4人登場する事になります。
ボスの「マザーメルザード」がかつて産み落としながらも、生を受ける事を拒んだ4人の子供達。
その4人に「インセクトメダル」の力を授け、強化アーマーに身を包んで復活したのが、
今回取り上げるビークラッシャーになります。
ポジション的にはビーファイター達のライバルチームに当たり、物語後半のメインキャラクターとして活躍。
マザーメルザードの指令を受けて、あの手この手でビーファイター達を苦しめる事が多かったですね。
それぞれが単体でもビーファイターを複数人相手にする事が出来る実力の持ち主であり、
悪の虫戦士という事で私は放送当時から大のお気に入りでしたw

変幻鎧将 ビーザック(声優:青山穣)
ビーファイターカブト ビークラッシャー 闇の四鎧将 ビーザック
「突き刺してやる!!フッフッフッフッフッ・・・」
黄色いスズメバチ型の鎧に身を包んだ、ビークラッシャーの一員。
忍者の様なトリッキーな戦法を得意としており、ハチだけに空中浮遊もお手の物。
装置にも感知されないステルス機能や他の人間に化けて敵を欺く能力によって、様々な暗躍をして活躍しました。
同じメルザード一族の「ドード」をからかう姿も見られる等、意外とお調子者な一面も。
最後はキルマンティスと共にマザーメルザードの命令を受けてビーファイターの基地に潜入。
カブトと戦闘し敗北寸前と判断すると所持していた爆弾を使って、
基地内に格納されていたネオビートマシンもろとも壮絶な自爆を遂げました。
主な武器は右腕に装備している蜂の腹の様な武器「ハードックショッカー」で、相手を幻覚に誘います。

魔剣鎧将 キルマンティス(声優:石井隆夫)
ビーファイターカブト ビークラッシャー 闇の四鎧将 キルマンティス
「ズタズタに切り刻んでやる!!」
緑色をしたカマキリ型の鎧に身を包んだ、ビークラッシャーの一員。
攻守共に優れた能力を見せる剣士であり、獲物を切り刻む事に喜びを感じている残忍な性格をしています。
その装甲は相手の攻撃エネルギーをそのまま跳ね返す事が可能で、
更にビークラッシャー一番の素早い動きで敵を翻弄するのが大の得意。
最後はビーザックと共にマザーメルザードの命令を受けてビーファイターの基地に潜入。
カブトと戦闘し敗北寸前と判断すると所持していた爆弾を使って、
基地内に格納されていたネオビートマシンもろとも壮絶な自爆を遂げました。
主な武器は普段は両肩に装着している2本の鎌状の剣「フェリンガースナイプ」で、
「キラーハンズ」と呼ばれる技を受ければインセクトアーマーと言えども切断されてしまいます。

冷血鎧将 ムカデリンガー(声優:天田益男)
ビーファイターカブト ビークラッシャー 闇の四鎧将 ムカデリンガー
「獲物の臭いだ・・・!!」
紺色のムカデ型の鎧に身を包んだ、ビークラッシャーの一員。
短気で粗暴な面が強く、目的の為ならば仲間をも平気で見捨てる冷酷な性格をしています。
全身に生えた刺を人間に刺す事で自在に操る事が出来る能力も備えており、
自慢のパワーと共に戦いを有利に運ぶ大きな武器として活用していました。
最後は体内に発生した時限爆弾の事を知りつつ、ビーファイター達に真正面から戦いを挑みますが、
救援に現れた光の4戦士の連続攻撃を受けて全身がボロボロになり、死ぬ事に恐怖しながら爆死しました。
主な武器は手にした巨大な槍「ハンドレットフィーラー」による攻撃や、
胸アーマーを展開させて放つ強烈な電流攻撃「ムカデニックボム」。

猛毒鎧将 デスコーピオン(声優:稲田徹)
ビーファイターカブト ビークラッシャー 闇の四鎧将 デスコーピオン
「フッハッハッハッハッ!獲物だ!!」
赤いサソリ型の鎧に身を包んだ、ビークラッシャーのリーダー。
生まれながらの武人であり、戦い以外の事には興味を示しません。
一方で正々堂々とした戦いを好む傾向にあり、ビーファイターのリーダーであるカブトを敵視していました。
ある程度仲間意識もあるのか、終盤では倒れたビークラッシャー達の敵を取ろうとしていた場面も。
最後はカブトと一騎打ちを繰り広げ、左腕を破壊されて敗北。
カブトを「最高の敵」として認め、戦いの中で死ぬ事に満足感を覚えつつ爆死しました。
主な武器は右腕にある猛毒の鞭「ポイズンアンカー」と、
左腕にある鋼鉄をも切断するハサミ「スローターシザース」。


ついでなので、私が所持しているビークラッシャーグッズもここでご紹介しておきます。
光の4戦士と闇の4戦士がセットになった8体入りのフィギュアセット、「結集!昆虫戦士8」です。
ビーファイターカブト ビークラッシャー 闇の四鎧将 結集!昆虫戦士8
ガシャポンのHGシリーズより少し大きめのサイズのフィギュアですが、
1996年当時に出た割には造型や塗装がかなりしっかりしている商品なんですよね~
私が知る限りは、ビークラッシャーの4人が同じ企画で商品化されたのはコレだけだった様な・・・
(アクションフィギュアはデスコーピオン、海外でそれ+ムカデリンガーが出ただけですし)

ビーファイターカブト ビークラッシャー 闇の四鎧将 結集!昆虫戦士8 0
こちらはデスコーピオンとムカデリンガー。
どちらも結構細かい部分まで彩色されているのが嬉しいですね。
ムカデリンガーは大きな刺が危ないからか、先端が丸っこく造型されていました。
小さいデスコーピオンの3つの黒い目も塗装されているのが中々凄い・・・

ビーファイターカブト ビークラッシャー 闇の四鎧将 結集!昆虫戦士8 1
背面もしっかり塗装されています。
今の時代とは大違いだなぁ・・・

ビーファイターカブト ビークラッシャー 闇の四鎧将 結集!昆虫戦士8 2
キルマンティスとビーザックです。
エメラルドグリーンが綺麗なキルマンティスに、全身のストライプ模様がしっかり塗装されているビーザック。
4体共に成型色は使わず、全塗装で表現されております。
こちらの造型も、当時としては完成度がかなり高いレベルじゃないかと。

ビーファイターカブト ビークラッシャー 闇の四鎧将 結集!昆虫戦士8 3
背面も安定の完成度です。
ビーザックのストライプ模様はここもしっかり塗られていますね~


ちなみにビーファイターシリーズはアメリカでも内容を変更して放送されており、
重甲ビーファイターは「ビッグ・バッド・ビートルボーグ』」(Big Bad Beetleborgs)、
ビーファイターカブトは「ビートルボーグ・メタリックス」(Beetleborgs Metallix)という名前に。
当然ビークラッシャーも登場しており、名称がそれぞれ
・ビークラッシャー → マントロン
・デスコーピオン → スコピックス
・ムカデリンガー → センチピックス
・キルマンティス → マンティックス
・ビーザック → ホーニックス
へと変更されています。

という事で、ゆっくり解説動画でも昆虫祭りの中、ブログでも特撮ものの虫記事を書いてみましたw
今回は悪の虫戦士4人衆を取り上げましたが、
ビーファイターシリーズには前作にも素晴らしい悪の昆虫戦士が存在しております。
彼の紹介は、またいずれ・・・



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私が愛する悪役名簿 その9「マージョ一味」

不定期更新の企画です。
私が好きな作品の中でも、特にお気に入りの悪役をご紹介していくこのコーナー。
前回の記事ではクロノ・トリガーのラヴォスを取り上げましたが、
第9回はTVアニメ作品「タイムボカン」より、マージョ一味をご紹介します。

タイムボカンはタツノコプロによって製作されたアニメーション作品であり、
後にシリーズ化する「タイムボカンシリーズ」の第一作目で、
シリーズで一番有名な「ヤッターマン」は第二作目なのでその元祖と呼べる存在ですね。
「木江田博士」が発明したタイムボカンと呼ばれるタイムマシーンの第一号、
「タイムメカブトン」の試運転中に博士が行方不明となり、
「ペラ助」と呼ばれるお喋りなオウムだけが現代に戻ってきてしまうという事件が発生。
そのオウムは「ダイナモンド」と呼ばれるとても美しい宝石を身に着けており、
それを密かに持ち出したグロッキーという名の博士の助手をしていた細身の男は、
実はマージョという名の悪人の手下でした。
グロッキーは博士の下で働きながらタイムマシーンの技術を盗み出し、
マージョが気に入ったダイナモンドを集める為に相方のワルサーと共に様々な時代へと繰り出す事になります。
一方、グロッキーと共に博士の助手をしていた少年「丹平」と博士の孫娘「淳子」、
丹平が作ったロボット「チョロ坊」は博士を探す為に、
博士が消えた時代を知っているペラ助の証言を聞きながら様々な時代へと行く事になり、
その先々でダイナモンドを求めるマージョ一味と戦う事となるのでした・・・

基本は丹平達とマージョ一味があちこちの時代で戦うというシンプルなストーリーであり、
この時点でタイムボカンシリーズの基礎はほとんど完成されていますね。
私はタイムマシーンであるタイムメカブトンのデザインが大好きで、
後に登場するタイムドタバッタン、タイムクワガッタンと3機共に昆虫型のフォルムが素敵なんですよね~
タイムワープする時の当時最先端だったCGによる表現などかなり時代を先取りした映像や、
独特のデザインセンスなど、少し古いのですがお洒落なイメージもこの作品の良い所だと思っています。

さて、そんなタイムボカンですが、
やはりシリーズを通して登場するメインキャラクターと言えば
美人で色っぽいボス格の女性
細身で鼻が長くて出っ歯な発明家
ゴリラの様な体型で関西弁を話す力持ちの男
というお馴染みの面々で構成されている「三悪」でしょう。
一番有名なのはヤッターマンに登場した「ドロンボー一味」ですが、
今回取り上げるのはその元祖と言える三悪になっております。
シリーズによってはややキャラクター性やデザインが違っていますが、
基本パターンと声優は全く同じなのでイメージが湧きやすいのではないかと・・・w

マージョ一味:マージョ、グロッキー、ワルサー
(声優:小原乃梨子、八奈見乗児、たてかべ和也)

タイムボカン マージョ ワルサー グロッキー
マ「さァ、しゅっぱ~つ!」
グ「ヨイヨイサ!」
ワ「ホイホイサ!」

マージョはシリーズでお馴染みの三悪の女性リーダーであり、自他共に認める美貌の持ち主なのですが、
美しいダイナモンドに一目惚れをしている悪人であり、目的の為なら手段を選ばない冷酷な面も持っています。
しかしそれよりもグロッキーやワルサーとつるんでいるコミカルなシーンが目立ち、
これが後々の「三悪」に影響した大きな要素だと思いますね。
ただ、元祖だけはあり悪役っぷりはシリーズ一。
目的の為なら相手を殺そうとする事にも躊躇せず、実際に(昆虫人ですが)殺人を行った経験も。
その美貌を使った誘惑で相手を虜にするのが大得意ですが、
ヘビや絶叫マシーンが苦手という女性らしい一面も垣間見せています。
個人的な見解なのですが、歴代タイムボカン悪女の中では一番美人だと思うんですよねw
実際、平成に入ってからのゲームやOVAで再登場した時もかなり美人に描かれている事が多いですし。
年齢は30歳で、声優は旧のび太役でお馴染みの小原さん。

グロッキーはシリーズでお馴染みの三悪の頭脳であり、独特の「~なのよ」という口調も既に健在。
鼻が高く出っ歯なデザインも既に完成されていますが、人相がやや悪いのが最初の作品らしい所ですかねw
他の同系統のキャラクターに比べると、かなり背が高いという点も大きく違う所です。
基本的にコミカルなキャラクターであり、
タイムボカンシリーズの顔とも呼べる存在感をこの時点で発揮しているのは凄いな~とw
女子高生好きでボスの女性(今回はマージョ)の事も大好きという性格も既に確率されています。
毎回作るメカの基礎になるタイムマシーン「タイムガイコッツ」を作った張本人。
年齢は25歳で、声優はドラゴンボールのナレーション等でお馴染みの八奈見さん。

ワルサーもシリーズでお馴染みの三悪の怪力担当であり、
「~でまんねん」という怪しい関西弁の口調も既に確率されています。
肉弾戦や物を運んだりする事が大の得意であり、
グロッキーと共にメカを作るシーンはもはやお馴染みの光景でしたね。
こちらも後のシリーズのキャラクターに比べるとやや人相が悪いのですが、
少し抜けた性格などはさほど違いが無く、この時点でキャラクターがほぼ完成されているんですよね。
年齢は35歳で、声優は旧ジャイアン役でお馴染みのたてかべさん。
なので、後のシリーズでも小原さんと組んでドラえもんネタをする事がしばしばw

この3人は「今週のハイライト」でタイムボカンを倒そうとすると必ず失敗し、
返り討ちや自爆等によって負けてしまうというパターンで毎回終わってしまうんですよね。
目的であるダイナモンドも最終的には手に入れる事が出来たのですが、
ダイナモンドは長時間空気に触れているとその輝きを失ってしまう特性があり、
結局はただの石ころとなってしまうという悲惨な結果に終わってしまいます・・・w

タイムボカン マージョ ワルサー グロッキー0
三悪の魅力というのは、やはり自由で勝手で気ままという所でしょうか。
何度やられても必ず蘇り、次回でまた主人公達に挑むという「安心感」も他では得られないものがありますw
演じる3人の声優さん達もノリノリで、アドリブを入れまくりながら演じられていたというのは有名なお話ですね。
それが特に目立ち始めるのが次回作のヤッターマンに登場したドロンボー一味であり、
完成されたデザインと共に時代を超えた人気を獲得する事となります。
(声優さん達もお歳なのに、つい最近放送されたリメイク版ヤッターマンでも健在だったのが凄い!)
ちなみにこのマージョ一味とドロンボー一味は当初同一人物だと扱われており、
劇中でもそれを匂わせる発言などが多々あったのですが・・・
後に別人扱いと設定され、歴代三悪が共演する話ではしっかり並び立っていました。
このマージョ一味も元祖という事で、歴代シリーズに度々カメオ出演などを行っていましたね~

デザイン担当はファイナルファンタジーシリーズのキャラクターデザインやイメージ画でお馴染みの、
天野喜孝さんというのも今聞くと凄く豪華なイメージを持ってしまいます。
そんな三悪の元祖であるマージョ一味を今回は取り上げてみました。
「タ~イムボカンを追いかけて~ それゆけそれゆけガイコッツ~♪
ツンツン! ガ~イコッツ~♪(ウハハ!ウハハ!ウハハのハ!)」




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私が愛する悪役名簿 その8「ラヴォス」

不定期更新の企画です。
私が好きな作品の中でも、特にお気に入りの悪役をご紹介していくこのコーナー。
前回の記事ではXファイルのシガレット・スモーキング・マン(肺ガン男)を取り上げましたが、
第8回はTVゲーム作品「クロノ・トリガー」より、ラヴォスをご紹介します。

クロノ・トリガーはスーパーファミコンで発売されたロールプレイングゲーム(RPG)の1つであり、
「ドリームプロジェクト」と呼ばれる豪華な顔ぶれのスタッフが製作の指揮を務めていました。
それは「ファイナルファンタジー」シリーズの坂口博信氏&北瀬佳範氏、
「ドラゴンクエスト」シリーズの堀井雄二氏、
ドラクエにも関わっている「ドラゴンボール」等でお馴染みの漫画家、鳥山明氏という面々で構成されています。
今でこそスクウェアとエニックスは同じ会社になりましたが、
当時はライバル同士であったこの2社の看板社員が手を組むというのは大事件。
FFやドラクエを超えるRPGが出来るんじゃないかとファンは期待していましたが、
その期待通りゲーム史に残る名作として今でも話題になるゲームになりましたね。
基本的には様々な時代を巡る冒険ものとなっており、
過去の行動が未来に影響するという時間の流れを上手く使った仕掛けが数多く存在していました。
脇役を含めて登場キャラクターが非常に魅力的であり、高水準な2Dグラフィック、
光田康典氏&植松伸夫氏による名BGMの数々などこの作品の良さを語りだしたら止まらないほど。
当時小学生だった私にとっては、
これと「ゼルダの伝説 時のオカリナ」の影響力は計り知れないものがありました。

そんなクロノトリガーの中で最重要キャラクターであるのが今回取り上げる「ラヴォス」です。
主人公達が辿り着いた「未来」は、荒れ果てた大地が広がり外は暗雲と吹雪に覆われた地獄の様な世界でした。
僅かに生き残った人々も、もはや気力が無く絶望の日々を送る毎日。
何故未来がこんな姿になってしまったのか、それはゲームの最終ボスを務めるラヴォスの仕業なのでした・・・
世界を破滅させただけではなく、地球の歴史にも大きく関わり続けたラヴォス。
クロノトリガーの壮大な物語に相応しい、存在感のあるラスボスとして描写されていました。

ラヴォス
クロノトリガー ラヴォス0
遥か昔の「原始」時代に、宇宙の果てよりやって来た巨大な鉱物生命体。
主人公のクロノ一行が最初に原始時代へと飛んだ時には空に輝く赤い星として認識されていましたが、
地上の支配者を争う原始人と恐竜人の戦いの最中に地球へと到達し落下。
恐竜人のアジト「ティラン城」を吹き飛ばし、そのまま地中深くへと潜ってしまいました。
原始人のリーダーである女戦士「エイラ」は、
彼らの言葉でラヴォスが「大きい火」という意味である事をクロノ達に話しているので彼女が名付け親ですね。
この後は地中深くに潜伏し続けてラヴォスそのものは特に動きませんでしたが、
衝突のショックにより気候が変動を始め、地球は氷河期に突入。
寒さに弱い恐竜人は絶滅し、人間が大地の支配者として君臨する事になるのでした。

その後、氷河期に覆われる地上を捨て地下に避難した人々と、
地下で眠るラヴォスのエネルギーを引き出した魔力で天空に楽園を築いた人々が生活する時代、
「古代」へと時間が進むと状況は一変。
天空の楽園「ジール王国」を支配する女王ジールの精神はラヴォスのエネルギーの影響で壊れ始め、
ラヴォスを神と崇めて更に強大なパワーを得ようと「海底神殿」を建造。
そこでラヴォスを目覚めさせようとするのですが、クロノ達によって阻まれてしまいます。
しかし召還の儀式は続行され、ラヴォスは覚醒。
その圧倒的な力でクロノ達を追い詰め、何と主人公であるクロノはここで殺されてしまいます。
(後に身代わりのダミー人形を使用する事で何とか復活させる事が出来るのですが)
更にジールの娘であるサラと、息子のジャキも別の時代へと飛ばされ行方不明に。
ラヴォスはそのエネルギーを暴走させ、天空のジール王国を壊滅させて再び眠りに着くのでした。
ジール王国崩壊の影響で氷河期は終わりを告げ、地下に暮らしていた人々は地上へと進出。
こうして時代は「中世」へと移ります。

「中世」では魔族と人間の戦争が繰り広げられており、
魔族を率いているのはこの時代に飛ばされたジールの息子、ジャキ!
成長した彼は「魔王」と名乗り、この時代でラヴォスを覚醒させようと企んでいるのでした。
親友を魔王に殺され、自分を「カエル」の姿にしてしまったグレンという剣士と共に、
クロノ達は魔王を打ち倒してラヴォス復活を阻止するのですが、
魔王の本当の目的はラヴォスへの復讐と姉のサラを探し出す事。
(カエルの気持ちを察してかジール王国崩壊直後に、
彼を仲間にするかどうかプレイヤーは選ぶ事が出来る演出が良かったのを思い出しますw)
彼もラヴォスによって人生を狂わされた人間の一人という事が最終的に判明する訳ですね。

時代は進み、主人公の「クロノ」、幼馴染の発明家女の子「ルッカ」、
ガルディア城のお姫様であるヒロインの「マール」が住んでいる「現代」に。
ここではラヴォスの影響はほとんど無く、非常に平和な時代になっています。
物語もこの時代からスタートしており、クロノ達は様々な事件に巻き込まれながら各時代を旅する事に。

そして運命の「ラヴォスの日」と記録されている1999年。
とある日の午後1時24分に地下から出現したラヴォスは全身から光の矢の様な光線を放ち、
世界中がその光線を受けて壊滅状態へと陥ってしまいます。
クロノトリガー ラヴォス1
生態系は完全に破壊され、人間が築き上げた都市部も壊滅。
空は暗雲で覆われ、太陽が差さない死の世界へと地球は変わり果ててしまうのでした・・・
(何故この様な破壊行動をするのかは不明ですが、
後に子供を産んでいるので地上を自分のテリトリーにする為という説が一般的ですね)
この時代に飛べばラヴォスと戦う事が出来ますが、
当然このゲームのラスボスなので装備を整えてステータスも強化しておかないと返り討ちにされてしまいます。

地上は赤い大地が剥き出しになり、雪と死に覆われた世界「未来」。
クロノ達が訪れた未来はラヴォスにより破壊された地球であり、
地獄のような世界を再現させない為にもラヴォス打倒を誓うというのが物語のメインストーリーとなっています。
この時代だと既にラヴォスは地上に居ませんが、子供の「プチラヴォス」が数体確認されており、
時期が来れば子供達も別の天体に飛び立つんでしょうね。
未来ではロボットが世界を支配する立場となっていますが、
ルッカによって直された「ロボ」と呼ばれる気の良いロボット戦士が仲間になる事に。
彼も未来が変われば自分の存在が無くなるかもしれないと思いつつも、
クロノ達と共に世界を救う旅に加わる事になります。

物語のクライマックスでは、生き延びていた女王ジールがラヴォスの強大なエネルギーを魔力に変えて、
超巨大な浮遊城「黒の夢」を建造。
古代以降の各時代に出現した黒の夢がジールとの決着の場となっており、
ラストダンジョン的なポジションとしてクロノ達の前に立ちはだかる事になるのでした。

こうやって改めて纏めてみると、ラヴォスは地球そのものにかなりの影響を与えた事になりますね。
気候の変動もそうですが、時代毎の中心人物に深く関わりを持っており、
ただの宇宙生命体に留まらない魅力を発揮していると思います。
以下、ラヴォス自体の解説になります。

クロノトリガー ラヴォス
上でも画像がありますが、この巨大な亀かウニか虫の様な姿がラヴォスの第一形態であり「外殻」です。
(全長は数十メートル?)
ラヴォスは地下で地球のエネルギーを吸い続けて成長しているのですが、
エネルギーだけではなく地球の生命体のデータを自分のものにするという特徴も持っています。
この形態では世界を滅ぼした光線を撃つ他、
今までクロノが倒してきたボスキャラのデータを元に攻撃するというボスラッシュ的なイベントに。
これを見事撃破した一行でしたが、ラヴォスの顔が崩れた先には巨大な穴が。
恐る恐るラヴォスの内部に入ってみると、巨大な呼吸音と共にラヴォスの中身がその姿を現します。

クロノトリガー ラヴォス第2形態
下半身が無く、大きな両腕に背中に翼のような手やパイプが生えた魔人。
これがラヴォスの本体である「ラヴォス第二形態」です。
(毎回言われていますが、顔がセルの第一形態にソックリですねw)
胸や頭部から放つ光線、更に様々な魔力でクロノ達を攻撃して来ます。
これを何とか倒すと・・・

クロノトリガー ラヴォスコア
今度は宇宙服を来たエイリアンの様な姿に変身。
大きさも人間とほぼ同等ですが、これこそが「ラヴォス最終形態」で正真正銘のラスボスとなっています。
地球を支配する人類の進化の行き着く先を知っているので、この様な姿になったのでしょうかね。
ラスボスらしく強力な技のオンパレードですが、攻撃用ビットと回復用ビットを従えているのが厄介な所。
これを先に倒しておいて、本体の集中攻撃を狙うのが一般的な戦闘方法でしょうかね。
(それでも時間が経つとどちらも復活するのですが)
ラヴォスの何が凄いかと言うと、何と本体は右端の小さな物体という所でしょうw
真ん中の人型物体は攻撃用のビットであり、左側の小さな物体が回復用ビット。
誰もが最初は騙されたはずですw
右端が「ラヴォスコア」であり、ラヴォスの心臓部なのでこれを倒せば世界は救われエンディングへと突入。
未来を変える事に成功した一同は、別れを惜しみつつも各時代へと帰って行くのでした・・・

この後、続編のプレイステーションのゲーム「クロノ・クロス」にもラヴォスは大きな影響を与えています。
行方不明になったサラの行方もここで判明するのですが、
DS版「クロノ・トリガー」の追加シナリオを先にプレイしておかないと、
話がややこしいので理解し辛いかもしれません。

たった1匹でその星の運命を決定してしまう生命体ラヴォス。
星の寄生虫と言えばそれまでですが、様々な人間や生物に大きな影響を与え、
ストーリーにも深く関わるその存在感は素晴らしいものがありました。
(どことなく怪獣的な見た目も非常に好み!)
RPGが好きな方は、是非一度このゲームをプレイする事をお勧めします。
DS版は追加シナリオのお陰で更にやり込み要素が増えましたし、
音質もDSとは思えないほどSFC版を忠実に再現しているので当時プレイされた方はきっと感動しますよw

さて、明日はウルトラマン列伝の放送日。
ウルトラ銀河伝説とウルトラゼロファイトの2話目を放送予定です。



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私が愛する悪役名簿 その7「スモーキングマン(肺ガン男)」

不定期更新の企画です。
私が好きな作品の中でも、特にお気に入りの悪役をご紹介していくこのコーナー。
前回の記事ではゴジラVSモスラのバトラを取り上げましたが、
第7回はTVドラマ作品「The X-Files(Xファイル)」より、
シガレット・スモーキング・マン(肺ガン男)をご紹介します。

Xファイルとはアメリカやカナダを中心に製作されたTVドラマ作品であり、
いわゆる科学の力では解明不能な「超常現象」に纏わる事件を、
FBI捜査官が解決していくという内容になっています。
アメリカでの大ヒットに続き、日本を含む世界中で人気を獲得した海外ドラマ作品の1つなのですが、
TVドラマとは思えない大規模を誇る内容であったり、
SFものでありながらドラマ部分が濃密で、メインストーリー部分は先が気になる構成になっている等、
様々な魅力が詰まっている作品だったので人気を勝ち得る事に成功したんでしょうね~
主人公は優秀ながら変わり者と評される「フォックス・ウィリアム・モルダー」と、
その相棒を務める理知的な医者である「ダナ・キャサリン・スカリー」の特別捜査官コンビ。
過去のトラウマから超常現象を信じ易いモルダーに対し、
否定的なスカリーが抑え役となって彼を手助けするという名コンビは解説がいらないほど有名ですよね。
この名コンビに加え、副長官であり上司の人格者「ウォルター・スキナー」が加わり、
数々の難事件を解決に導いてきました(最も、謎が謎のまま終わるストーリーも多いのですが)。
シリーズ終盤では、新たに超常現象に否定的ながらも自らの信念を貫く「ジョン・ドゲット」と、
その相棒である悪魔教絡みの事件の専門家である「モニカ・レイエス」という新しい仲間も加わります。

基本的には1話完結の内容が多く、幽霊から超能力者、UMAや突然変異のミュータント、
狂った人間からタイムリープもの、天使や悪魔などバラエティ豊かな事件が取り上げられました。
(時折、通常のXファイルでは有り得ないギャグ話などもあるのが面白かったですw)
そんな中、Xファイルの中核として最後まで中心であり続けたのは「宇宙人」絡みの事件。
異星人やUFOの存在は公にされていませんが、
Xファイルの劇中では米国政府も関わるとてつもないプロジェクトの一部である事が序盤から示唆されています。
モルダーの過去に深く関わり、スカリーもその事件に巻き込まれて人生を大きく左右されるなど、
主要キャラクターやその家族の運命すら決めてしまった政府の影に存在する謎の組織。
謎の組織は影の政府「シンジケート」と呼ばれ、世界中の様々な有力者が関わって結成されています。
その代表格となるのが、今回取り上げるスモーキング・マンと呼ばれる白髪の男。
まさしくモルダーやスカリーの宿敵として、幾度と無く彼らを追い詰め破滅の道へと導き続けた存在でした。

シガレット・スモーキング・マン(肺ガン男)
本名:C.G.Bスペンダー
(演:ウィリアム・B・デイヴィス)

Xファイル 肺ガン男 スモーキングマン0
「私がその気になれば何時でも殺せるんだが…だが今日はよそう。」
序盤から終盤まで登場したXファイルにおける悪役の代表格であり、中盤までは本名すら解らなかった謎の男。
常に煙草を吸っているのが特徴で、
名前が解らない為にスモーキングマンや肺ガン男の愛称でモルダー達から軽蔑されていたのでした。
幾度と無くFBI本部に圧力をかけ、自分が関わっている異星人絡みの捜査を妨害。
その事件の痕跡や関係者を消し、証拠を抹消するのが彼の主な役割となっています。
部下でありモルダーのライバルとなる「アレックス・クライチェック」を送り込み、
彼にモルダーの父親やスカリーの姉を殺害させたりと、2人に脅し以上の行為を見せ付け、
更にモルダーの協力者に見せかけて様々な人物を彼の傍に送り込んでいます。
こういった行為を平然と行うのを見れば解りますが、性格は冷酷非道そのもの。
しかし裏切ったクライチェックを再び自分の部下に戻したり、
一度追放されたシンジケートに再び力を貸すなど、
利用出来るものは私情を挟まずにとことん利用するという狡猾な面も見せていました。
(モルダーに対しても、彼の熱意と能力の高さを非常に高く評価しています)
彼には妻と息子が居るのですが、どちらも心より愛しながらも壮大なプロジェクトに関わる要員となってしまい、
妻は自ら死を選び、息子は自分の手で射殺する事になってしまいます・・・(息子は結局生きていましたが)
その事もあり全て吹っ切れたのか、終盤は更に非道な手段を選ぶ事となるのですが。

Xファイル 肺ガン男 スモーキングマン
そんな彼も当初はただの軍人であり、政府高官からスカウトされて歴史的な事件に関わり続けた結果、
今の立ち位置に居るんですよね。
(ケネディ大統領やキング牧師の暗殺など、その影響力は数知れず・・・)
巨大な金が動くスポーツ関連の試合結果や世間を騒がせた事件の情報操作などにも関わっており、
まさしく米国民は彼の掌の上で踊り続けていた事になります。
しかし長年そんな事を続けていたせいか、流石に疲れてしまい一度は裏の世界から身を引く決意を固めます。
幼い頃から読書が趣味であり、夢は作家になる事。
老いてもその夢を追い続けており、自分の半生を元にした小説を書いて出版社に投稿し続けていたのでした。
ある日、とある出版社から採用が来た事で彼は辞表まで書き、
作家としての第二の人生を歩もうとしていたのですが・・・
出版社からの意向であらすじや内容が大幅に直される事となり、
その事がショックで再び元の生活へと戻る事になるのでした。

そんな人間臭い面も見せる一方で、別の異星人の介入によってシンジケートが崩壊してしまい、
家族の死などもあって彼は独断で計画を進める事になります。
(実は彼にはもう1人の息子が居るのですが・・・それは物語の終盤で明らかになります)
元はというと圧倒的な科学力を持つ異星人に協力し、地球に入植する手助けをするのが彼らの役割でしたが、
その一方で宇宙人のウィルスに対抗出来るハイブリッドの人類を生み出して、
人類滅亡を回避しようとしていたのがシンジケートでした。
メンバーの相次ぐ死亡によりそれを引き継いだスモーキングマンは、
生き延びる為に自らをハイブリッド化しようと画策しましたが結果は失敗。
後遺症で老いが進んでしまい、大好きな煙草も喉にある装置で吸う羽目になってしまいます。
更にクライチェックの手により殺されたかに見えましたが、TVシリーズの最終回で生存が判明。
モルダーとスカリーに宇宙人の入植が始まり人類が滅ぶ事を伝えて、
彼らの強張った表情を見て満足しながらそのまま爆風の中へと消えて行くのでした・・・


最後の死の瞬間までモルダー達の敵であり続けたスモーキングマン。
一度死亡したかに見えた第8シーズン以外は全て登場しており、
黒幕としての存在感を発揮し続けたのは素直に凄いと思います。
映画の第1作目でも登場しており、死亡後の話である第2作目では出番が無いのが残念でしたね~
XファイルはSFものドラマが好きな方にはお勧めの作品です。
難点は、全9シーズン+映画2本という膨大な量を誇る本編の長さでしょうかw
(私も1年ほどかけて全部見ましたし)
基本はシリアスですが、ユニークな描写や話もあるので最後まで飽きずに見る事が出来た海外ドラマでした。
(面白3人組ローン・ガンマンが主役のスピンオフドラマも何時か機会があれば見てみたいですね)



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私が愛する悪役名簿 その6「バトラ(バトルモスラ)」

不定期更新の企画です。
私が好きな作品の中でも、特にお気に入りの悪役をご紹介していくこのコーナー。
前回の記事では聖闘士星矢のキャンサーのデスマスクを取り上げましたが、
第6回は特撮映画作品「ゴジラVSモスラ」より、バトラをご紹介します。

ゴジラVSモスラは大ヒットした「ゴジラVSシリーズ」の内の1作品であり、
モスラや小美人(コスモス)を巡って様々な陰謀が渦巻く中、
とある家族を主体にしたストーリーが展開される内容となっています。
環境破壊についても触れられており、それに加えて地球に衝突した隕石の落下が引き金となり、
地球を守護する戦闘怪獣「バトラ」という新キャラクターが目覚めたというのが大きなポイント。
暴れ回るゴジラ、コスモスを救おうとするモスラ、文明や他の怪獣を敵視するバトラと、
3つ巴の戦いが繰り広げられる事に・・・
モスラが登場するという事で要所要所にファンタジックな描写が強調されたり、
その解り易いストレートな物語が受けたのか、平成ゴジラの中では興行収入がトップとなっています。
モスラの丸っこいデザインも、当時の女児に受け入れられ易かったのかもしれませんね~
モスラは昭和の時代から人気があったキャラクターでしたが、
この作品の成功もあってか後に「モスラ」シリーズが3作製作される事となります。

私も、映画館に何度も連れて行ってもらった数少ない作品の1つとして記憶している映画でもあります。
何より気に入っていたのは今回取り上げるバトラという新キャラクターの存在で、
その禍々しくもかっこいいデザインが大のお気に入り。
モスラと似た特徴を持ちながら、全く違う存在として映画の中でも存在感を発揮していましたね~
しかし主役のはずのゴジラはあまりクローズアップされる事が無く、
善たる存在のモスラのお陰もあってか完全なる悪役という扱いを受けていましたねw
映画の終盤ではモスラやバトラを応援していた人がほとんどでしょう・・・

バトラ(バトルモスラ)幼虫
ゴジラVSモスラ バトラ幼虫
地球が生み出したモスラの亜種とも呼べる存在であり、
地球を守護するのがモスラなら、こちらは地球生命を脅かす存在を破壊するのがその使命。
かつてコスモス達の文明を破壊するために目覚めましたが、
モスラ一族の手により北極の氷の中に封印されていました。
しかしゴジラを目覚めさせた隕石の落下により、こちらも覚醒。
地球の環境を汚染している人類の文明と、あらゆる物を破壊してしまうゴジラを敵と認識し、
日本に向かって進行を始めます。
全身は強固な外骨格に覆われており、その突進時のパワーはゴジラをも怯ませるほど。
角や目からは破壊力抜群のプリズム光線を放つ事が可能で、それがバトラ最大の武器となっています。
ゴジラVSモスラ バトラ幼虫0
能登半島沖で受けた自衛隊の攻撃を掻い潜り、地中に潜り込んだバトラは愛知県名古屋市に出現。
名古屋城を破壊しつつ市内を蹂躙し、メーサー戦車の攻撃を物ともせずテレビ塔をなぎ倒してしまいます。
再び地中に潜ったバトラですが、今度はフィリピン沖に出現。
卵から孵化したモスラ幼虫を跳ね飛ばし、ゴジラに襲い掛かります。
両者は海底でも激しい戦いを繰り広げますが、その戦いの影響でフィリピン海溝の海底火山が活動を開始。
ゴジラとバトラはもつれ合いながら、マグマに飲まれてしまったのですが・・・

バトラ(バトルモスラ)成虫
ゴジラVSモスラ バトラ成虫
マグマに飲まれても両者は健在。
ゴジラはマントル内を移動して富士山から出現し、バトラ幼虫も海上に出現します。
そのまま全身を光らせて「不完全変態」をし、幼虫の姿から成虫の姿へと変身。
同じく成虫の姿となったモスラを追い、神奈川県横浜市へと向かうのでした。
横浜みなとみらい21の上空でバトラはモスラに攻撃を仕掛け、見事撃墜します。
更に加わったゴジラとも戦い、プリズム光線で周囲の建物を崩しゴジラを瓦礫の中へと沈める事に成功。
しかし油断していた所をゴジラに強襲され、ダメージを負ってしまうのでした。
ゴジラVSモスラ バトラ成虫0
そこに復活したモスラが現れ、モスラによってエネルギーを分け与えられたバトラは復活。
そのお返しとばかりにバトラはモスラのピンチを救い、両者は同じ目的であるゴジラ打倒へと動き始めます。
モスラが燐粉を撒き散らし、ゴジラの放射熱線をシャットアウト。
更にその燐粉にモスラとバトラの光線を反射させて、ゴジラをあらゆる方向から攻撃を開始。
ゴジラはこのコンビネーション攻撃に成す術も無く、遂に倒れ込んでしまうのでした・・・
テレパシーで何やら会話を行ったモスラとバトラは、倒れたゴジラを持ち上げて海へと移送を開始。
しかしゴジラも抵抗を続け、ゴジラはバトラの首に噛み付いてバトラはかなりの量の出血をしてしまいます。
放射熱線も首元を直撃し、海上に進んだ事を確認したバトラはそのまま死亡。
モスラも名残惜しそうにゴジラを掴んでいた手を離し、ゴジラとバトラは海底へと沈んで行くのでした。
共に戦ったバトラへの追悼と、ゴジラをしばらく封印する為にインファント島の紋章を海上に描くモスラ。
戦いが終わりコスモスとモスラは、
テレパシーで会話した時にバトラが話した「約束」を果たす為に宇宙へと飛びます。
そもそもバトラの本当の使命は、20世紀末に地球に激突するはずの巨大隕石を破壊する事。
バトラはその使命をモスラに託し、散って行った事が最後になって明かされます。
その約束を胸に、モスラは宇宙空間を飛び続けるのでした・・・

バトラも独自の使命に基いて行動しており、モスラとの出会いによって考え方に変化があったのでしょうかね。
当初のバトラであれば、モスラに自分の使命を託すなんて事は有り得なかったはずです。
戦いの中でモスラの力を認めたのか、モスラの優しさのエネルギーに触れて心境の変化があったのか・・・
何はともあれ、本当に美味しい役所だった怪獣ですね。
毒蛾の禍々しいデザインを持ちながら、昆虫型怪獣の中でも屈指のかっこよさを見せたバトラ。
怪獣界のダークヒーローとして、私の心の中に残り続けるキャラクターになるでしょう。



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プロフィール

まなしな

Author:まなしな
ただの怪獣マニアです。
ソフビ人形やレンタルビデオをきっかけにこの道へ堕ちました。
ウルトラシリーズ以外でも、
「怪獣」と名の付くものは何でも好きだったりします。

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