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大怪獣バトル!ウルトラブログ

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新ウルトラマン列伝 第130話&ウルトラマンX(エックス)を全話通しての感想




先日放送された新ウルトラマン列伝を含めて、現在youtubeではウルトラマンXの総集編3話分が、
期間限定で配信中となっています。
第130話「総集編3 絆でひとつになる世界」では、ウルトラマンネクサスやウルトラQのBGMが挿入されるという、
総集編ならではの選曲が面白かったですね~。

さて、ウルトラマンXも全22話分の放送が終わってしまった訳ですが。
私は第1話の怪獣映画ばりの大特撮、初変身した大地の戸惑いとエックスとの掛け合いなど、
この時点からウルトラマンXという作品に引き込まれてしまいました。
ひょっとしたら、凄いウルトラマンが始まるのかもしれない
とにかく今後への期待が高まる素晴らしい第1話だっただけに、素直にそう感じたのをよく覚えています。

その後もストーリーが進むにつれて、「これをTVシリーズでやってしまうのか!?」と何度も驚き、
「前回あれだけ面白かったのに、今回も面白いぞ!?」と、
特撮もお話も一定の水準を保ち続けたまま完走してしまったのは、本当に凄い事だと思います。
全22話という決められた話数の中で、各監督やスタッフ、キャストが独自の色を出しつつ、
それが番組の魅力に繋がっていったのが、ウルトラマンXが支持された最大のポイントではないでしょうか。

例えば「神木正太郎」隊長こと、「神尾佑」さんのお芝居だけでも随分と幅が広かったように思えます。
普段は冷静沈着で有能さを匂わせつつ、ラグビー勝負には妙に乗り気で、勝利すると両腕を挙げて大喜び。
一方では娘との距離感や過去の悲しい出来事に苦悩したり、かと思えば「仏の神木」となり宇宙人を尋問して落とす。
お話は勿論のこと、登場人物一人を見ているだけでも、非常に振り幅が広い作品だったな~と。

各キャラクターには最初からかなり細かい設定が決められていたそうですし、例え本編では描かれなくても、
台詞や表情などから「これってそういう事なのかな?」と読み取れるシーンも多々ありました。
(後に本編で拾われた例としては、卵を持つバードンを駆除する件の橘副隊長の仕草や台詞、複雑そうな表情が、
明らかに「副隊長が母親であること」を意識されていましたよね)
なので、最終話まで見た後にもう一度最初から見直してみれば、新たな発見がたくさんあるかもしれませんね。

そういった細かな積み重ねも功を奏して、ただ振り幅が広いだけではなく、
きちんと「キャラクターが掘り下げられた」場面も多くて嬉しかったです。
欲を言えば、オペレーターの二人、ハヤト、マモル、ファントン星人グルマン博士も単独の主役回を観たかったですが。
(彼らも最終章で、見せ場や出番の調節が一応図られていましたが)
全体的に見ても、あと1話か2話あれば・・・!と思ってしまうのが本音。

ストーリーも個性的なお話がズラリと揃っていましたが、過去作品ともクロスしてしまうのにも驚かされました。
Xioが違う宇宙にもウルトラマンが存在する事実を知ることになるウルトラマンゼロ編、
マックス最終回のその後を描いたウルトラマンマックス編、文字通りのクロスオーバーだったウルトラマンギンガS編、
掟破りの連続にして至高の客演回と言っても過言では無いウルトラマンネクサス編。
どれも客演ものとして面白く、更にちゃんと「X本編の1エピソード」として機能しているのにも拍手ものでした。

本編と言えば、物語の中核を成していた「オーパーツ」関連については謎が多いままでしたね。
かつてデマーガを封印し、怪獣をスパークドールズにした張本人であろう謎の「虹の巨人」。
恐らくエクスラッガーも、その巨人が遺したオーパーツの一つだったのでしょう。
事実、エクスラッガーは大地の父親によって発掘され、
それが出た途端に大地の母親は「存在しない未来」からの電波を受信できるようになった・・・

田口監督や脚本の小林さんのインタビューなども合わせると、
大地の身の回りに起きた出来事の全てはエクスラッガーに結び付くようです。
エクスラッガーは最終回のアスナにも反応していましたし、
恐らく「人の強い想い」に反応して、その想いを具現化する装置のようなものだったのでしょう。

大地の両親が手にしたエクスラッガーからは、未来の大地の声が聞こえていた。
ウルトラフレアの影響で今にも消えそうな二人は大地を信じて、エクスラッガーを守り抜き未来の息子へと託した・・・
それが突然エクスラッガーが現れた第12話だったのかなーと。(となると、あの虹は両親の導きだったという事に)
グリーザに対しても効果抜群でしたし、大地、エックス、エクスラッガーがある事によってあの世界の未来が書き換えられた。
正に大空親子が守った世界が、ウルトラマンXの世界だったのでしょう。

オーパーツなど謎が多い部分に関しては、本来は本編でもじっくりと描写したかったと田口監督の口から語られています。
しかしそうなると最終章での説明台詞が多すぎるので、あえてボカしたままあの最終回に仕上げたんだそうです。
私もその辺りについては本編でじっくりと解説して欲しかったですが、断片的ながらもヒントが散りばめられていましたし、
これは各個人の中で想像して答えを出していけば良いのではないかな~と。
(後に超全集などでガッツリと設定が補完されるかもしれませんが)

また、大地やXioが掲げていた「人類と怪獣の共存」も、そのゴールが描かれる事はありませんでした。
過去にはウルトラマンコスモスが一つの答えを出していましたが、今回の総集編で大地が言っていた通り、
ウルトラマンXという作品は「可能性を探す物語」なんですよね。
物語の中で答えを出すのではなく、戦いの中で「実現できる見込み」や「潜在的な発展性」を探っていく。
それがウルトラマンXのメインテーマなんだと思います。

事実、怪獣との共存は不可能に近い難題なのですが、ゴモラと繋がり続けてきた大地という人間の存在と、
全てを無に還すグリーザの出現により、最終的に怪獣たちは大地に手を貸して共に戦いました。
共通の敵が居たとはいえ、全く異なる種族同士が手を取り合えた。
これは怪獣との共存という大きな夢の、非常に大きな第一歩でした。
果たして大地の夢が実現する日がやって来るのかは分かりませんが、最後に非常に大きな可能性は見出せたと思います。

ウルトラマンXは新怪獣も魅力的な顔ぶれでしたし、過去怪獣もまさかのチョイスが続いたので、
「次はどんな怪獣が出るんだ!?」と、毎週ワクワクしながら新作を待ち続ける。
個人的にウルトラマンメビウス以来でした、こんなに次回が待ち遠しかったのは。
公式側も直前まで登場キャラクターを伏せているお話が多かったですし、サプライズの連続で驚かされっぱなしでした。

振り返ってみれば、7月から毎週楽しんでいましたね、ウルトラマンXという番組は。
特撮的な見所も毎回ありましたし、中には映画かと見紛うシーンもちらほら。
このウルトラマンX、私の中ではウルトラシリーズのベスト5に食い込みました。
まだ劇場版が残っていますが、そちらも公開日が待ち遠しくてたまりません。
OPとEDもメインテーマを直球で歌い上げていましたし、ウルトラマンXは最初から最後まで芯がブレない作品でした。


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プロフィール

まなしな

Author:まなしな
ただの怪獣マニアです。
ソフビ人形やレンタルビデオをきっかけにこの道へ堕ちました。
ウルトラシリーズ以外でも、
「怪獣」と名の付くものは何でも好きだったりします。

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