大怪獣バトル!ウルトラブログ

データカードダス「大怪獣ラッシュ」の事や、ウルトラマンシリーズのファンの方々が楽しんでいただけるようなブログを目指したいと思っています。ソフビ人形情報もちらほら?
←ニコニコ動画の自コミュ。怪獣や特撮系の話題が中心の生放送も不定期に行っています。 twitter→  http://twitter.com/soundwave0628

映画「BALLAD 名もなき恋のうた」の内容とキャラクターをご紹介

※注意!本編のネタバレが多大に含まれた記事となります。

かなり久しぶりのクレヨンしんちゃん映画のレビュー記事となります。
前回の「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」に続き、
その戦国大合戦を元に製作された実写映画作品である、
BALLAD(バラッド) 名もなき恋のうたをご紹介します。

この映画は「ALWAYS 三丁目の夕日」などでお馴染みの山崎貴監督により製作された作品であり、
彼が戦国もの映画を撮ろうと決めた時に何を原作にするかで迷っていたそうですが、
数々の候補の中から「最も出来が良い」として選んだのがクレしんの戦国大合戦だったという話だそうです。
戦国大合戦を手掛けた原恵一監督の了承も得て、
「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」がまさかの実写映画化という、
クレしんファンにとっては驚きの一報が飛び込んできた訳ですね。
確かに時代劇なら実写映画との相性も抜群なのですが、
何より心配だったのは戦国時代特有の「合戦シーン」や「城」の描写でした。
前者は規模が大きいのでそれが実現出来るのかという事と、
後者はセットでは再現しきれない部分が多いのでどうなるのか・・・
と私は思っていたのですが、CGを上手く使う事に定評のある山崎監督がその辺りには拘ってくれていましたね。
基本的なストーリーは戦国大合戦とほぼ同じなので、あらすじ等は省略させて頂きます。
キャラクター紹介も、原作の戦国大合戦とは異なる部分を主に取り上げて行きたいと思います。

●個人的名シーン
BALLAD 名もなき恋のうた 春日城
名シーンというか、私が初見の時に「おおっ!」と思わされたのが、
この春日城が初登場したシーンになりますかね~
CGで上手く処理されており、「実際にあの春日城があったらこんな感じだったんだろうな~」
という妄想を具現化してくれたのにはただただ感謝。
ちなみに長野県に実在した「春日城」も、こんな感じで山を利用した地形に建築されていたそうです。
大規模な合戦シーン等もそうですが、この映画は生の特撮やCGの使い方が自然で全体的に好印象でした。


●以下、主な映画登場キャラクター紹介
井尻又兵衛由俊(演:草彅剛)
BALLAD 名もなき恋のうた 井尻又兵衛由俊
最初にSMAPの草彅さんが又兵衛を演じられると聞いた時は「えぇ~っ!?」と思いましたw
元々凄みのある演技も出来るというのは知っていましたけど、
あの又兵衛のイメージとはかけ離れた印象を持っていたんですよね。
(何というか、もっと温和そうながら堅物な顔をイメージしていたもので)
実際に映画を見た後では、
普段の草彅さんのイメージとは異なる「又兵衛」になっていて良かったと思っています。
特に廉姫に絡む野武士に走りかかる場面や、
最後の高虎との決戦はアクション的にもかなり見せ場を盛り上げてくれていましたし。
主人公の真一との絡みも兄弟みたいで微笑ましかったのですが、やはりラストは・・・
唯一残念だったのが、本作には「青空侍」のエピソードが丸々削られていた事でしょうか。
あれも又兵衛と主人公を繋ぐ大切な要素だったと思っているので・・・
(今回は携帯電話や写真がキーアイテムみたいになっていましたけど)

春日廉(演:新垣結衣)
BALLAD 名もなき恋のうた 春日廉
廉姫が新垣さんだと聞いた時は、草彅さんほど驚きはありませんでしたね。
実際に廉姫としての姿を見ても違和感があまり無く、
凛とした美人のお姫様というイメージに合っていたと思います。
(髪型や着物を含めて、一番再現度が高いのが彼女なのでは?)
原作通りのキャラクターとなっていますが、狩りをする高虎の前に立ちはだかったり、
又兵衛に対しての想いをより明確に打ち明けたりと更に度胸のあるシーンを見せる場面もちらほら。
彼女が作った特大塩おむすびも、不器用さが垣間見えて笑えました。
(あのシーンの又兵衛は原作よりコミカルでしたね)
映画のラストには未来から来た一家に対しての「お礼」をしていた事が判明する等、
泣かせる場面も多かったですね。

川上真一(演:武井証)
BALLAD 名もなき恋のうた 川上真一
本作のオリジナルキャラクターであり、原作の「野原しんのすけ」に位置する人物です。
愛用の自転車と共に戦国時代へと飛ばされた小学生で、
あの大問題児に比べると大人しく臆病な面も垣間見せていました。
今時の小学生らしく携帯電話を持っており、それを見せる事で未来からやって来た事を信用させる一幕も。
その携帯で撮った写真や動画が、エンドロールで泣かせる事に・・・
戦場ではしんのすけほどの活躍は見せませんでしたが、
又兵衛や戦国時代の人々とはしんのすけ以上に絆が深まっていたのではないかと感じます。
戦国時代で過ごした経験が活きたのか、最後には少し成長した生き生きとした顔を見せてくれました。

川上美佐子(演:夏川結衣)
BALLAD 名もなき恋のうた 川上美佐子
本作のオリジナルキャラクターであり、原作の「野原みさえ」に位置する人物です。
働き盛りの活発な女性であり、みさえの様な専業主婦では無い様子ですね。
原作とは違い、彼女が先に「息子は絶対に戦国時代に行っている」と信じるのが大きな違いでしょうか。
しかし夫より発言権が強い所や、誰よりも息子を愛している所などはみさえ譲り。
出身も原作通り、南の方(みさえは熊本県)だそうです。
ちなみに娘のひまわりや飼い犬のシロに該当するキャラクターは存在しません。

川上暁(演:筒井道隆)
BALLAD 名もなき恋のうた 川上暁
本作のオリジナルキャラクターであり、原作の「野原ひろし」に位置する人物です。
美佐子とは違い、ひろしの面影はほとんど残っていないキャラクターでしたね。
(それこそ、妻に尻に敷かれているという所ぐらいでしょうかw)
写真家であり、彼のカメラが遠眼鏡代わりに使用されたり、
記念写真を撮って春日の人々を笑顔にする等かなり重要な役割を果たす一幕もありました。
終盤では原作通りに車で敵陣に攻め入り、
「どけどけー!ぶつかっても保険下りねぇぞー!!」と原作通りのセリフを言ってくれたのに感動ですw
出身地は原作通り、北の方(ひろしは秋田県)だそうです。
この川上一家は流石に野原一家の様な高虎を倒す活躍は見せませんでしたが、
あれを実写でやっても説得力は無かったので止めて正解だったでしょうね。
あの破天荒ぶりは野原一家だからこそ許されるのであって。

仁右衛門&お里(演:吹越満&斉藤由貴)
BALLAD 名もなき恋のうた 仁右衛門 お里
又兵衛の世話役をしている夫婦も登場しております。
どちらも性格は原作通りで、仁右衛門はお里の尻に敷かれているお調子者。
(原作ほどオーバーな事はやりませんでしたが)
お里は美佐子の手伝いをしてと共にカレーを作って振舞うといった料理の腕前を見せており、
仁右衛門は戦の時はしっかりと指揮をとって活躍していました。
ゴジラやガメラシリーズにも出演されたベテラン俳優の吹越さんと歌手の斉藤さんというコンビでしたが、
どちらもイメージ通りの配役で良かったですね。

文四郎(演:吉武怜朗)
BALLAD 名もなき恋のうた 文四郎
本作のオリジナルキャラクターであり、
原作では死んだとされていた仁右衛門とお里のただ一人生き残った息子です。
又兵衛とは兄弟の様な関係で、彼に面倒事を押し付けられるときっぱり断る所もありますが、
誰よりも彼を尊敬している若き侍といったキャラクターとなっています。
まだまだ戦での場数が少ないので戦力にはなりませんが、
真一からは「文ちゃん」と呼ばれるほどに打ち解けており、良き友人となっていました。
(自転車に乗せてもらって大はしゃぎするシーンはとても可愛いですねw)
仁右衛門、お里、文四郎と家族が揃っているシーンは原作では見る事が出来なかったので、
実写版では生存していてちょっと感動してしまいました。

春日和泉守康綱(演:中村敦夫)
BALLAD 名もなき恋のうた 春日和泉守康綱
廉姫の父親である康綱役を演じられたのは、大ベテラン俳優である中村さんとなっております。
原作よりはやや厳格な所もありましたが、心の底はとても優しい父親で良き殿である所は同じでしたね。
暁から未来では春日や大蔵井も歴史の表舞台には出てこない事を知らされ、
原作通りに縁談を断り大蔵井の軍勢に城が攻められる展開になるのですが・・・
エンドロールの真一が撮ったムービーではお茶目な姿も披露しています。
また、原作で登場した春日家三長老も本作に登場しており、
榊が一人だけ家族と共に夜逃げするという展開もしっかり踏襲されていました。

吉乃(演:香川京子)
BALLAD 名もなき恋のうた 吉乃
廉姫に使える老女、吉乃役を演じられたのはこれまた大ベテランの女優である香川さんとなっています。
こちらも、原作にかなりイメージが近いキャラクターとなっていました。
原作通り、廉姫のお目付け役の様な存在ですが彼女を誰よりも理解している人物です。

彦蔵&儀助(演:波岡一喜&菅田俊)
BALLAD 名もなき恋のうた 彦蔵 儀助
廉姫を襲った野武士であり、後に又兵衛の家来になるコンビも実写版で登場。
演じられているのがデモンナイトやライオン丸Gの波岡さんと、
仮面ライダーZXの菅田さんという特撮ヒーローコンビなのが面白いですねw
こちらも原作のイメージ通りの配役でより小物臭い野武士での登場から、
春日家に仕えてからは高虎に一杯食わせる陽動作戦を実行するなど大活躍でした。
素早く攻撃を仕掛ける彦蔵、パワフルに戦う儀助と殺陣も上手く差別化されていて好印象です。

安長(演:小澤征悦)
BALLAD 名もなき恋のうた 安長
本作のオリジナルキャラクターであり、大蔵井高虎の側近として彼に仕えている大蔵井家の重鎮。
常に彼を補佐する立場に居ますが、時には意見を出したり冗談を言ったりと、
高虎と気軽に話す事が出来る数少ない人物として描写されていましたね。
大蔵井家のキャラクターは真柄太郎左衛門直高が残念ながら存在しませんでしたが、
春日城に一番乗りをした佐久間権兵衛はしっかり登場して、又兵衛にやられておりました。

大蔵井高虎(演:大沢たかお)
BALLAD 名もなき恋のうた 大蔵井高虎
宿敵の高虎を演じられたのは、人気俳優の大沢たかおさんとなっています。
演技に関しては申し分無いのですが、高虎らしい小物感が無いかな~?と発表当時に感じておりました。
しかしそれもそのはず。
本作の高虎は原作とは大違いの、とても男らしい一面を持つキャラクターとして描写されているのです。
まず廉姫とは本編より前の話になる狩りをしている時に既に出会っており、
彼女の凛とした態度を気に入って縁談を迫るという廉姫に対する心持ちが全く異なっているんですよね。
こちらは心底廉姫に惚れ込んでおり、
又兵衛を恋敵として宿敵の様に見据えている所が物凄くキャラクターを引き立てていました。
更に、終盤では陣の中で又兵衛との長槍による一騎打ちを披露!
逃げ出す素振りも見せず、正々堂々と戦う姿は「あれ?この高虎普通にかっこよくね?」と感じましたw
(なので真柄太郎左衛門直高が登場しなかったんですよね)
性格は冷酷で国を次々と攻め落としているのですが、長槍での決戦に負けると潔く首を差し出します。
しかし真一の言葉で、原作通り髷だけが切り落とされ生存。
春日には借りが出来たと、春日の危機には手を貸す約束をして軍勢と共に去って行くのでした。
最初から最後まで、原作とは大違いでかっこよすぎるだろ高虎!

この映画は原作の戦国大合戦を知らなくても十分楽しめる作りになっています。
クレしんを知らなくてもこの映画は知っているという方は多いでしょうね~
是非、どちらも見て頂いて違いを楽しんで頂ければ幸いです。
不定期更新のこの企画。
次回は全編ドタバタ劇の人気作、「嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード」のレビューを予定しています。


にほんブログ村 テレビブログ 特撮へ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログ 特撮怪獣へ

にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログ 特撮ヒーローへ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト
Permalinkコメント:(5)トラックバック:(0)|02:01
トラックバックURL - http://ultramanasina.blog102.fc2.com/tb.php/1264-1a13ef54
コメント
ウルトラマンベルゼブブ 2012/09/23 23:22 id:-
自分の中ではこの作品及び原作の戦国大合戦の見所は、忠実な時代考証もそうですが、登場人物の心の描写にもあるのかなぁと思ってます。まぁその辺りは役者さん達のレベルの高さも相まったのでしょうね(^O^)

というかこの記事を読んでいたら場面の記憶が蘇り、不覚に涙腺が緩くなりそうになりましたw(しかも電車内で読んでいたので危なかったです…)
というか管理人さんはレビューもそうですが、文章構成の造りがお上手ですよね!
批評する時も2ちゃんとかで偉そうに語ってる連中(一部の人間だけだと思いますが)と違って不快感もないし、安心して読めますよ( ̄∀ ̄)

長文失礼しましたm(_ _)m
極悪地球人 2012/09/24 00:21 id:-
これが実写化されると聞いたときは「野原一家」はどうなるんだろうというのが一番心配でしたがなんだか上手く収まったと言う感じですね。
 
しかしラストは・・・・・どちらも一見の価値は十分に有りますので未見の方は是非とも。
ただ廉姫の「おい、青空侍」入れて欲しかったですね。
まなしな 2012/09/24 13:27 id:q0noyqXo
>ウルトラマンベルゼブブ様
お褒めの言葉を頂きありがとうございます。
こういう記事を作るのには実は結構な時間が必要で、
いかに見やすく纏めるかが難しい所なんですよねw
まだまだ鍛錬が必要だと感じております。

>極悪地球人様
クレしんそのものを実写化するのではないので、
その辺りは私は気になりませんでしたかね。
川上一家も予想以上に良いキャラだったので安心しました。
2012/11/06 21:21 id:-
自分もクレヨンしんちゃんが好きで小さい頃から見てました!
ブログ楽しく読ませてもらいました。
ありがとうございます!

また映画が観たくなりました!次の劇場版は映画館まで見に行こうかな
まなしな 2012/11/07 02:14 id:q0noyqXo
>名無し様
お褒めの言葉を頂きありがとうございます。
ハイグレ魔王から全作レビュー予定なので、
次のヤクニクロードまでしばらくお待ち下さいませ・・・
コメントを書く
[非公開]管理人にメッセージを送る

トラックバック
プロフィール

まなしな

Author:まなしな
ただの怪獣マニアです。
ソフビ人形やレンタルビデオをきっかけにこの道へ堕ちました。
ウルトラシリーズ以外でも、
「怪獣」と名の付くものは何でも好きだったりします。

ブロとも申請フォーム
月別アーカイブ