本日、第5話「イージス 光る時」が放送されました!夏休みだからか、第5話目にしていきなりイベント回というのが凄い構成ですねw
坂本浩一監督らしくスピーディーな展開・・・かと思いきや、前後編を1つの話に纏めたかのような凄まじい内容でした。
今後の展開に大きく関わりそうな要素を盛り込みつつ、
何といっても「ウルトラマンゼロの客演」というメインイベントをこなしていましたからね。
それに加えてルイルイとファントン星人グルマン博士らの奮闘ぶりも描写されていましたし、
とにかく濃密・・・いや、これでもか!というぐらいみっしりと詰まったお話でした。
ウルトライザーはウルトラマンの光線と同等の威力を再現しているという設定なので、
射撃の名手であるワタル隊員ですら、その反動によろめくシーンがこれまでにもありました。
そして今回のルイルイは開発に携わっていながらも、実戦での使用経験は無いので、
ああなってしまうのも必然なんですよね。
(逆に、それが功を奏していましたが)
スカイマスケッティからジオアトスが分離するシーンもかっこよかったですし、Xioの兵器周りの描写は毎回唸らせられます。
今回も、短い時間ながら見せ場しか無かったですね。
(車に搭乗して窓からチラっと顔を覗かせるグルマン博士のカットは笑ってしまいましたが)
さあ、今回でその立ち位置が変化してしまったグルマン博士は、今後の動向にも注目ですね。
ポンチョを身に纏い、見事な銃裁きで魅せてくれたナックル星人バンデロ。
顔が初代ナックル星人に近いのも嬉しいですし、悪党ながらも少し笑える所もあったりと、実に濃いキャラクターでした。
車に轢かれるところや電話中の会話の内容、それにアクションの数々など、
随所に小ネタが仕掛けられていたのも面白かったですね。
真っ当な意味で、悪役らしい悪役だったと思います。
バンデロが操るブラックキングも、原典以上の強さと硬さを見せてくれましたね。
光線を弾くポーズにもニヤリとさせられましたし、
「ドリルカスタム」というアンドロメロスに登場した改造ブラックキングを彷彿とさせる強化改造もお見事!
見た目で強くなったというのが分かりやすいですし、実際に攻撃力が向上していましたね。
ナックル星人にしろブラックキングにしろ、ただの再登場で終わらない辺りがXの良いところです。
そして今回のメインであるウルトラマンゼロ。
何気に「純粋なTVシリーズ」としては今回が初登場になるという事情もあってか、
ほぼ全編に渡って登場し、文字通り「ウルトラマンゼロ劇場」と言っても過言ではないぐらいの大活躍ぶりでしたね。
ゼロの特徴である強さ、カッコよさ、コミカルさの全てが集約されていましたし、
まさかあそこまでその力を見せてくれるとは思いもしませんでした。
エックスやルイルイとの絡みも笑えましたし、ああいう描写こそゼロならではの魅力です。
先輩に負けじとエックスも独自の能力であるモンスアーマーの力を最大限に活用していましたし、
新ヒーローも旧ヒーローも悪役も人間も立ててしまった今回のお話は、客演編としてはかなり高水準だと思いました。
ゼロからエックスへのバトン渡し的なカットもありましたし・・・(2人の間のギンガとビクトリーが抜けているのは置いといて)
個人的には文句なし、最初から最後まで全編楽しめた素晴らしいイベント回でした。

色々とてんこ盛りだった5話目でしたが、特撮やアクションも相変わらず気合十分で見応えがありましたね~。
安定のオープンセットでのカットも健在でしたし、坂本節全開といったお話でした。
ウルトラマンXは毎回度肝を抜かれるシーンが多々あるので、とても新鮮な気持ちで視聴できますね。
さあ、次回は新怪獣が登場する前後編の前編です!
youtubeでは監督のコメント付き次回予告と、前回のお話が期間限定で配信中です。
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ゼロの魅力を最大限発揮しつつ、敵側もきっちりと魅力あると。
それに加えてXioの技術力の高さ、エックスも負けじと活躍と。
タイプチェンジは予想はしていましたが、やはりBGMもオリジナルとはうれしい。
そして最後のザナディウム光線まで耐え抜いた今回のブラックキングは従来の個体よりもさらに防御力が高かったですね。
「二万年も待っていられないんでね」 ゼロのあの言葉にこう返すとはなぁw