大怪獣バトル!ウルトラブログ

データカードダス「大怪獣ラッシュ」の事や、ウルトラマンシリーズのファンの方々が楽しんでいただけるようなブログを目指したいと思っています。ソフビ人形情報もちらほら?
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虚空怪獣グリーザ(後半戦)


youtubeにて、ウルトラマンX最終回が配信開始となりました。
ウルトラマンXの感想自体は、また後日に纏めたいと思います。
今回はラスボス怪獣である「虚空怪獣グリーザ」についての記事になります。

田口清隆監督曰く、

【最強ウルトラ怪獣を聞かれてパッと浮かぶのがゼットン。やはり子供の頃のトラウマなんでしょう。
でも初マンのゼットン今観ると俺のトラウマとは全然違うんだよね…。
頭の中のトラウマを増幅して全力で映像化してみるか!子供の頃の俺に見えていた最悪最強の怪獣を!
それが、グリーザである。】


【グリーザの事を言い表す時に、物体とか生命体とか存在とか、モノとすら表現出来ない訳です。
「無」だっちゅーんだから。
メチャクチャ過ぎる設定だからこそ、どうにかして「ツッコミどころじゃなくしてやる!」と作り上げた結果がアレでした。
そこで一番ハマる言い表し方が判明する訳です。「怪獣」】


グリーザはこのような考えから生み出された怪獣なんだそうです。
怪しい獣、正に「怪獣」だったわけですね。

その名前も貪欲を意味する「greed(グリード)」や、歓喜を意味する「glee(グリー)」が元で、
星にあるエネルギー体を狙い、歓喜と欲望のままに行動する生命体というキャラクターになったようですね。
実際、私はあの不気味なアクションの数々や、スパークドールズを手にする瞬間の動きなどから、
高度な知性こそ存在しなくとも、そこにはある程度の「喜び」に似た感情があるのではないかと感じました。

グリーザ自体は悪意すら存在せず、ただ純粋に己を欲するものを求めているだけなのですが、
厄介な所は「存在すらしていない物体」なので、その場に居るだけで周囲がとんでもない事になってしまう点でしょう。
攻撃すら当たらない、当たったとしても吸収されてしまう、更に吸収した物体の能力を使用できる。
何より星を滅ぼす存在ですし、怪獣との共存をメインテーマにしていたウルトラマンXの中で、
スペースビースト以上に共存不可能な相手がボスキャラを務めたのには驚きでした。

公式HPの解説も含めると、これまで数々の怪獣を凶暴化させてきた「ダークサンダーエナジー」は、
自らを「その星にあるエネルギー体へと導く」役割を果たしていたそうですね。
地球では怪獣のスパークドールズがそれに該当する為、毎回怪獣に当たっていたと。
あれも悪意で怪獣を凶暴化させていたのではなく、グリーザにしてみればただ餌を探しているだけだった・・・
恐ろしく迷惑な生態ですw

怪しく光る球体状の第一形態。
これはネオウルトラQに登場した「プラーナ」のプロップを改造したものだという事ですが、
見た者が思わず「綺麗・・・」と口を零してしまうほど、神秘的な存在として描かれていたと思います。
スペースマスケッティの前に突如出現し、宇宙空間を漂う姿には不気味さすら感じました。
恐らく過去にウルトラマンXが交戦したのも、この形態だったのでしょうかね?

地球に到達したと同時に姿を変えた、人型の第二形態。
その奇怪な動きが話題を呼んでいましたが、あれも「本来は存在しない物体」である事をより強調出来ていたと思います。
ウルトラマンX、Xio、サイバーゴモラをまるで赤子の手をひねるかのように圧倒したあの姿。
ウルトラシリーズに新しい名怪獣が誕生した!と興奮してしまいました。
そのデザインも最終形態が控えているとはいえ、非常にシンプルだったのもより不気味さが出ていたと思います。

そしてスパークドールズを取り込み、実体化を果たした最終形態。(第二形態復活の時点で実体化をしていたようですが)
捉えどころの無い第二形態とは打って変わり、こちらは王道な超強敵として書かれていたと思います。
サグラダファミリア教会の天井を見上げた姿を元にデザインされたという話ですが、神々しくも禍々しい、
グリーザのキャラクターをよく表している見事なデザインだと思います。
欲を言えば、吸収した怪獣の能力をもっと見てみたかった!あれは戦いが長引いていたら、Xがまた敗北していたでしょうね。

グリーザはれっきとした怪獣なのですが、劇中では怪獣というか生命体なのかすら怪しい存在でした。
むしろ、星を次々と滅ぼしていく宇宙規模の「災害」と呼んだ方がいいのでしょうか。
作劇的には人類と怪獣の共通の敵として出現した感も否めませんが、宇宙にはこのような謎めいたものも存在するんだなと。
かつてのバルンガ、ブルトン、プリズ魔など捉えどころの無い怪獣や、ゼットンの様なただただ強い無機質感。
それらが合わさったかのような魅力を、私はグリーザから感じることができました。


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コメント
スタスク 2015/12/25 21:20 id:-
本編の感想は後日とのことで、今回は自分もグリーザを見て思ったこと書かせていただきます。

前後2話をかけて描かれたグリーザとの戦い。
やはり、一番印象に残るのは前半戦の半端ない絶望感でしょうか。

人型だけどしゃべらない。それどころか笑っているように聞こえる。攻撃が当たらない。動きが不気味すぎる。などなど、大人でも衝撃を受ける描写の数々。

迫力の(ほぼ一方的な)戦闘シーンも素晴らしく、まさにグリーザの一人舞台といった感じで、久々に素晴らしいラスボスが来たと思いました。

後半戦は、ソフビ人形で見慣れた姿の第三形態が拝めましたが…。カッコいい見た目に反して、”ただ強い”存在になり下がったような…。

第二形態見せた圧倒的且つ絶望的要素はあまりなく、ゴージャスな見た目の良くあるラスボスという印象。

本編の感想とも重なるのですが、少々肩透かしを食らった感じが否めません。

自分としては、やっぱり尺が足りなかったんじゃないかなと思います。
ダークサンダーエナジーの正体にしても、本来本編で触れられるべきことを公式サイトに掲載する形で明かすというのもいただけませんし…。

長文失礼しました。後日お書きになられる本編の感想も楽しみにしております。
ルンバ 2015/12/25 21:53 id:-
>スタスク様
いくつか謎が残ってしまい、若干消化不良気味ではありますが私は素直に楽しめました。「ウルトラマンを好きでいて良かった」心からそう思わせてくれる作品でした。あのラストバトルの流れはXという作品の性質を考えれば当然の帰結だったと思います。「あのアーマー」登場までの流れがとにかくアツすぎる‼グリーザはおそらく1回爆発した時点である程度弱体化していたのではないでしょうか?だから直接攻撃も通じたんだと思います。色々なご意見あるでしょうが、私はウルトラらしい良いラストだったと思います。残された謎が第2期で解き明かされる事に期待しましょう。
>まなしなさん
スタスク様宛てのコメントにも書きましたがホントにいい作品でした。ここまで純粋にのめり込んで楽しめた作品は久しぶりです。ラスボスのグリーザは私の中でトラウマ怪獣になりましたw。何しろ第21話のあの不気味さがSAN値直葬レベルだったのでww。Xの映像ソフトは全巻揃えます(使命感)‼
名無し 2015/12/25 22:43 id:-
グリーザ第三形態はたしかに力は強くはなった分、実体が出てしまったため攻撃が当たるようになっていましたね。
この辺りはなんとなくゾグに似ている気がします。ゾグも天使形態の時は絶望感あったのに、最終形態では力ごり押しであっけなかった印象でした。
スタスク 2015/12/25 23:36 id:-
>ルンバさん
誤解の内容に一応補足すると、別に自分はXを否定していませんし、むしろ大いに楽しんだ身です。だからこその最終回のがっかりがすごかったってくらいなので…。
一応、自分のブログでも最終回への怒りの感想を書いているので、よろしければ(気分を害される可能性もありますけど)。
http://ameblo.jp/suta-suku/entry-12109140657.html
ルンバ 2015/12/26 08:52 id:-
>スタスク様
そんなに酷い内容でしたっけ??私はそうは思わなかったですけど。まあ、感想は人それぞれなので。
2015/12/28 14:18 id:-
スタスクく~んどうして何も告げずにブログ消したのかな~
ルンバ 2015/12/28 21:54 id:-
あれ!?スタスクさんのブログ消えてる‼消える前に拝見しましたが、とりあえず期待していたのと違うという事だけは分かりました。私はエックスのラストはあれがベストだと思ってますけど。
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Author:まなしな
ただの怪獣マニアです。
ソフビ人形やレンタルビデオをきっかけにこの道へ堕ちました。
ウルトラシリーズ以外でも、
「怪獣」と名の付くものは何でも好きだったりします。

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